「長い黒髪にお淑やかな笑顔が美しい『高山ぼたん』ちゃんはホント可愛いですね」『なぜ…私をこんな満員の人混みので溢れる…座る椅子もないお部屋に連れ込むのですか…』『ここはお食事をする場所ですか…』『お願いです…こんなひと息で詰まりそうなところから出して下さい…』『いや…困ります…そんなに壁に押しつけないで下さい…ねぇ…ここから早く出ましょう…身動きも取れず…私なんだか…クラクラしそうです』『なぜ…先ほどから黙って私の目を見つめたままなのですか…私…これ以上見つめられたら…見つめられたら…ワタシ…』「ボタンちゃんはやっぱりMだね」『えっ…なぜわかるんですか…ハイ…私…Mが好きです…』